マウンドに上がって感じた不思議な感覚<br />お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記<7> |BEST TiMES(ベストタイムズ)

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マウンドに上がって感じた不思議な感覚
お笑い芸人・杉浦双亮の挑戦記<7>

39歳の体は連投で悲鳴をあげていた。それでも奇跡は起きる――

なんとかあと1日もってくれ!

11月8日…5日目

この日は最後の1イニングを任されるクローザー。
先発した次の日に、抑えをするなんて人生初体験!
朝起きた時から、身体中あちこち張ってるのが分かる。
毎日こんなに身体を動かす事は、もう何年もしていなかったので、さすがに疲労が蓄積されてる。
だがプロとしてプレーするなら当たり前の事だ。
リーグでは10連戦以上する事もあるとの事。

こんな事で弱音は吐け無い。

だが、歳と疲労はどうする事も出来ない。
悔しい。
ブルペンでも良い状態で投げる事が出来ない。
そのままマウンドへ。

結果は1安打でなんとか無失点。
0四死球1奪三振。
ここまで累計4イニングを投げた事になる。
残りは2試合。
最高のパフォーマンスで臨めるよう身体を休ませたい。

11月9日…6日目

朝から肩の張りがかなりあり、今日の登板を自主回避。
アップとストレッチで今日は終了!
泣いても笑っても明日が最終戦!
身体は限界に近いが、明日は集大成として最高のパフォーマンスを魅せたいと思う!

39歳の身体。なんとかあと1日持ってくれ!

年齢とともに衰えてしまった自分の体に対するもどかしさ、悔しさがある一方で、夢への挑戦の集大成として最後の日に賭ける思いが交錯していた。

グラウンドで一緒に白球を追う時間というのは、本当に濃密でまだ会ってから1週間も経っていない面々とも、とても親密な関係が築けるようになっていた。

トライアウトのメンバー、現役の選手と食事をすれば、自然と、

「○○は受かるかもしれないよね」

とか、

「□□はあのチームにいけそうじゃない?」

なんて話が出てくるようになっていた。

次のページ敵・味方関係なく催した食事会

3月20日(日)、松山市にあるショッピングモール、エミフルにて愛媛マンダリンパイレーツ、プレイボールフェスタがあり全選手の自己紹介など! 杉浦投手もイベントに出演するそうです。ぜひ! 詳細は以下から。
http://emifull.jp/event_news/pickup_event/2016/03/004167.html

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杉浦 双亮

すぎうら そうすけ

1976年2月8日東京都八丈島出身。趣味はスポーツで体を動かす、地図を見る、天気を見る。特技は、球技全般(特に野球のピッチングは芸能界1の自信)、モノマネ。



オフィシャルブログ:http://ameblo.jp/360monkeys/ ツイッター:@sugiurasousuke


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